働きやすい環境を~企業の取り組み~

建設業界が抱える若手技術者不足の問題解決のために、各企業がどのような取り組みをしているかを大分建設新聞がインタビューしました。
 
(H29/07/25 掲載)

(株)佐伯建設
実践的指導方法に変更

加藤 賢士(かとう けんじ)さん 

 大分市の(株)佐伯建設(川崎栄一社長)はこれまで、入社後に新入社員を各担当現場に配属し、現場の基本的な流れなどを覚えさせる指導方法を採用していたが、29年度は、これまでの新人教育内容を見直し、より実践的な指導方法に変えた。
 大分市内に建設中の(株)オーシー事務所・倉庫棟新築工事現場で、加藤賢士現場所長(工事課長)が、新入社員1人を教育している。
 新入社員は入社後、4月の1か月間は本社工務部の主導で、本社と現場で道具の名前や使い方のほか、CADを使った図面制作や書類作成、パソコン操作の机上教育ほか、研修期間中に県内の各現場を回り、作業状況などを見学する。現場の状況を確認後は、工事の積算なども指導している。
 5月からは各担当現場へ配属し、現場と本社業務を2週間ごとにローテーション。各地の現場を回りながら、工事方法や構造的な特徴を勉強する。
 加藤所長は「新しい新人教育の指導方法には、それぞれ一長一短があり、どちらかがより効果的なのかはまだ判断できない。この現場には、新入社員と私との間に入社3年目の先輩技術者を配置しており、良き相談相手になってくれている。この取組を今後の育成につなげていきたい」と話した。
 
            

現場で作業工程などを指導